ベンツは壊れやすい……そんなイメージはありませんか?ベンツがほしいけど故障が怖い、ベンツを購入したけど壊れるんじゃないかと不安に思っているという方もいらっしゃるかもしれません。
果たして「ベンツ=壊れやすい」というのは本当なのでしょうか?
その真偽を考えてみましょう。また、プロの整備士の視点から、ベンツの故障しやすい箇所や修理費用の相場についてもご説明します。ベンツオーナーの方、ベンツを買うかどうか迷われている方必見です。
目次
ベンツの特徴と魅力
ベンツはほんとに壊れやすいのか?
ベンツの故障しやすい箇所
エンジンオイルの漏れ
ブレーキ・パッド
エアコンの故障
パワーウインドウレギュレーター
ウィンカーの不具合
足回りの故障
【故障ではないけど】モールの白サビ
ベンツなどの輸入車は維持費が高額になる。
ベンツの修理・整備はガレージェントへ
ベンツの特徴と魅力
ベンツの魅力といえばやはり圧倒的なブランド力・ステータスと品質です。
ベンツはドイツの歴史ある一流メーカーです、車に詳しくない方でも、「ベンツ=高級車」というイメージが定着しており、所有する喜びが感じられます。他メーカーとは一線を画したラグジュアリーな内装、乗り心地で、走る楽しみも味わえます。
ベンツはほんとに壊れやすいのか?
ベンツは世界的に人気がありますが、その一方で壊れやすいという声もあります。アメリカのJ.D.パワー社の「2019年自動車耐久調査」によると、日本国内における自動車の耐久性は第8位となっており、上位にはトヨタやホンダなど国内メーカーがランクインしています。
そのため、確かに国産車と比較すると故障しやすいといえるかも知れません。しかし、輸入車メーカーのなかでは上位です。頻繁に壊れるということはなく、安心して乗れる車であるといえます。
ベンツの故障しやすい箇所
ベンツは品質が非常に高い車ですが、国産車と比較するとどうしても故障する確率は高くなります。ここからは整備士の視点から、ベンツの故障しやすい箇所や注意点について解説します。
エンジンオイルの漏れ
エンジンオイルとはエンジンの動作をスムーズにしたり、ガス漏れを防いだり、エンジンを冷却したりするためのオイルです。
ベンツはパッキンやシールの劣化によってエンジンオイルが漏れてしまう事象が時おり発生します。
エンジンオイルが漏れてしまうと白煙や異臭が発生しやすくなる、エンジンが損傷してしまうほか、火災や事故にもつながりかねないため、早めに点検・修理しましょう。
ブレーキ・パッド
ブレーキパッドはブレーキを構成する部品の一つです。ブレーキローターをパッドで挟むことで車を減速させることができます。
ブレーキパッドは消耗品であり、ベンツに限らず定期的な交換が必須となります。
ブレーキパッドが劣化するとブレーキをかける際に「キー」「ゴー」というような異音がするようになり、さらに摩耗が進むとブレーキが効きづらくなり事故が発生するおそれが高くなります。警告灯が表示された場合、ブレーキを踏んだときに異音がする場合、あるいは交換してから4~5年経過もしくは3~4万Km程度走行している場合は、点検・交換しましょう。
エアコンの故障
エアコンの故障はコンプレッサーの故障、エアコンガスの不足、制御装置の故障など、原因はさまざま考えられます。特に欧州車で多いのは制御系統の不具合です。
エアコンの故障は走行そのものにはそれほど影響は与えませんが、快適な社内環境が維持できなくなり、特に夏場は熱中症になるリスクが高くなります。
一方で、欧州車はどうしても国産車と比べるとエアコンが効きにくい仕様となっています。
エアコンが効かないと感じたら、まずは温度を下げてセルフチェックを行いましょう。それでもエアコンが正常に作動していないと感じられたら点検してもらうことをおすすめします。
パワーウインドウレギュレーター
パワーウインドウレギュレーターとは窓を開閉するための装置です。モーターが故障して正常に作動しなくなるほか、潤滑用のグリスが固まってしまうことも故障の原因としてよくありがちです。
パワーウインドウレギュレーターが作動しないと窓が開閉できなくなってしまい、特に開けた状態で故障してしまうと雨が降り込んでしまいますので、早めの修理が必要です。
ウィンカーの不具合
ベンツの一部の車種にはサイドミラーにウインカーが装備されていて、これによって合図の視認性が上がります。このサイドミラーウインカーが正常に作動しないケースもあります。ミラーの開閉動作によって配線が切れるのが主な原因で、特にW203という車種で起こりがちです。
ウインカーが作動しないと他者に右左折や車線変更などの意思を伝えられず事故やトラブルにつながるリスクが高くなるほか、車検に通らなくなってしまいます。
ウインカーが点滅していないのであればすぐに修理しましょう。また、日頃からウインカーが正常に作動するかチェックすることも大切です。
足回りの故障
ベンツに限らずサスペンション、ブーツ、ブッシュ、ショックアブソーバー、バンプラバーなどの足回りの部品は長期間走行していると劣化してしまいます。足回りに不具合があると正常に走行できず事故が発生するおそれがあるため非常に危険です。
命に直結しますので、乗り心地が変わった、ハンドルの操作感がいつもと違うなど、少しでも違和感があったらすぐに点検してもらいましょう。
【故障ではないけど】モールの白サビ
車には高級感を演出するため、メッキモールが内外装に使われています。このメッキモールは劣化することで白サビが発生し、光沢が失われてしまうのです。走行には影響はありませんが、せっかくのベンツがみすぼらしく見えてしまいます。
白サビを防ぐためには定期的に洗車をし、専用の磨き剤を使いましょう。ご自身でも除去できない場合は、整備工場で磨いてもらうか、劣化度合いによっては交換してもらう必要があります。
ベンツなどの輸入車は維持費が高額になる。
ベンツをはじめ輸入車はどうしても整備・修理費用が高額になりがちです。純正部品を本国から輸入しなければならないため、輸送費がかかってしまうのが要因です。また、構造も日本車とは異なるため、特殊な技術や工具が必要になるケースもあります。輸入車を選択される際には、そうした事情も考慮しておきましょう。
ベンツの修理・整備はガレージェントへ
GARAGENTは輸入車、高級車に特化したサービスをご提供しています。輸入車ディーラー出身の整備士が在籍しているので、ディーラーレベルの技術を低価格で実現します。
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