輸入車のエアコンは効きが悪い?効きが悪いと思ったときの対処法を解説!

暑い夏。熱中症を防いで快適にドライブするためには車のエアコンは欠かせません。輸入車は国産車と比べてエアコンの効きが悪いと言われていますが、果たして本当なのでしょうか?

この記事では輸入車に乗っていてエアコンの効きが悪いと感じたときにどうすればいいかについて解説します。

輸入車のエアコンは何故効きが悪い?

結論からいいますと欧州車と国産車では若干エアコンの効きに違いがあります。ご存知のとおり日本の夏は高温多湿な気候です。欧州車は当然のことながら欧州の気候に合わせてつくられているため、日本の気候や規格に最適化されていない面もあります。

とはいえ、エアコンの設定やメンテナンスを適切に行えば欧州車であっても涼しく快適にドライブができるので、その点はご安心ください。

オートエアコンの推奨設定温度の違い

エアコンの効きに違いがあるので、国産車と同じような感覚で温度設定をするとどうしても暑く感じることもあります。欧州車に乗っていてエアコンが効いていないと思ったら温度を下げてみましょう

国産車の場合は25℃が適切な温度設定と言われています。一方、欧州車を日本で乗るのであれば22℃が奨励されています。なお、それでも暑いと感じた場合、あるいは酷暑日の場合は、それ以下に下げる必要もあるかもしれません。

エアコンが効かないときはまずここを確認

温度設定を下げても暑いと感じたら、以下のような方法を試してみましょう。これらを行うことで単に設定が適したものになっていないのか、それともエアコンが故障しているかを確認することができます。

エアコン温度を最低、又は最高にして風量を最大へ変更する

前述のとおりエアコンが効いていないと感じる理由に設定温度が挙げられます。まずは温度を一番低く、あるいは冬場の場合は一番高く設定してみましょう。さらに風量を最大にして作動させることで、エアコンが正常に稼働しているかどうかがわかります。


エアコンフィルターのチェック

家庭用のエアコンと同じように、車のエアコンにもフィルターが使われており、これにホコリや汚れが付着すると効きも悪くなってしまいます。フィルターを掃除することでエアコンの効きが回復することがあります

内気循環に切り替える

エアコンには車内の空気を循環させる「内気循環」と、車外の空気を取り入れる「外気循環」という2種類のモードがあります。外気循環の場合、どうしても外の空気が車内に入ってきてしまうため、エアコンの効きが悪くなってしまいます。暑いと感じたら内気循環を使ってみましょう

BMWのエアコンつかないときは「氷の結晶」(雪印)のマークをチェック

国産車や多くの輸入車の場合、エアコンを作動させる際には「AC」と書かれたボタンを操作します。しかし、BMWの場合は氷の結晶が描かれたマークのボタンでエアコンを作動させます。また、ボタンではなく送風口の下にあるダイヤルでエアコンを作動させる車種もあります。BMWに乗られている方はこれらを確認してみましょう。

エアコンが効かない時に考えられる原因

以上のような方法を試してみてもエアコンの効きが悪い場合、トラブルが発生していたり故障していたりする可能性もあります。ここからはエアコンが正常に作動しない原因について見ていきましょう。

エアコンフィルターの詰まり・汚れ

エアコンのフィルターにホコリや汚れが多く付着していると、それらが詰まって空気の流れが悪くなってしまいます。軽く掃除するだけで改善できる場合もありますが、汚れや詰まりが酷いと交換が必要となります。そもそもエアコンのフィルターは消耗品であるため、定期的に交換しましょう


エアコンガスの不足や漏れ

空気を冷やすためにはガスが使われます。エアコンの効きが悪い場合、ガスが不足していることも考えられますので充填する必要があります。また、エアコンガスを入れてもすぐに効きが悪くなるようでしたらガス漏れを起こしている可能性もあるため、修理が必要となります。

エアコン配管の汚れ

空気をエアコンに送り込み、それを冷やした・温めた後に車内に循環させるための配管があります。この配管が汚れていると空気の流れが悪くなりやはりエアコンの効きが悪くなってしまいますので、修理や清掃が必要となります

コンプレッサーの故障

エアコンはコンプレッサーで空気を冷やすという仕組みになっていますが、このコンプレッサーの故障もエアコンの効きが悪くなってしまう要因です。整備工場に点検してもらい、必要に応じて修理してもらいましょう

その他ボタン、液晶等の部品の故障

エアコン自体には問題なくても、それを操作するためのボタンや液晶パネルなどが故障しているケースも考えられます。

こんな不具合が起きたら修理に出そう

エアコンで以下のような症状が見られた場合は早めに修理しましょう。

  • エアコンの効きが悪い
  • エアコンをつけると異音がする
  • 温度調整ができない
  • エアコンの風が臭い

エアコンの故障は走行にはあまり影響しないため、直ちに大きな事故につながる危険性は低いです。ただ、エアコンが故障しているということは他の箇所も劣化している可能性があります

また、特に夏場はエアコンが効かないことで熱中症にかかるなど健康上の悪影響が生じる場合もあります。エアコンの故障も後回しにせず、早めに点検を受け、不具合箇所を修理しましょう。

輸入車のエアコン修理はガレージェントへ

輸入車はどうしても国産車と設計が異なるのでエアコンの効きが悪いと感じることもあります。しかし、故障している可能性もあるため、今回ご紹介したような方法を試してチェックしてみましょう。

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