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バッテリー上がりの原因を整備士が解説【ベンツ・BMW・アウディ…車種別対策付き】

2023年04月17日

車を運転していて困るトラブルのひとつが、予期せぬ「バッテリー上がり」ではないでしょうか。特に出先でバッテリーが上がり、エンジンがかからなくなる事態は避けたいものですよね。「朝、急いでいるときにエンジンがかからない」「旅行先で突然動かなくなった」——そんな経験や不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

実はバッテリーは、ある日突然上がるわけではなく、前兆となるサインによってある程度予測できるものです。

この記事では、急なバッテリー上がりを防ぐために知っておきたい原因や予兆、上がってしまったときの正しい対処法をわかりやすく解説します。さらに、整備士目線で「やってはいけない対処法」や、高級車・ハイブリッド車に多い傾向についても触れています。

「自分の車は大丈夫かな?」と感じた方は、ぜひ最後までお読みください。

目次

知っておくべきバッテリー上がりのサイン

車のバッテリー上がりには、予兆となるいくつかのサインがあります。

「なんとなく調子が悪いかも…」と感じたとき、以下のような症状が出ていれば、バッテリーの不調を疑うべきタイミングかもしれません。

主な予兆として、以下の 次4つが挙げられます。


サイン 症状の内容
エンジンがかかりにくい セルモーターの回転が弱く、始動に時間がかかる
ライトが暗く感じる 停車時にライトが暗くなり、走行時との明るさに差が出る
パワーウィンドウの動きが遅い 開閉に時間がかかり、動作がもたつく
アイドリングストップしない 停車時にエンジンが止まらず、機能が作動しない

これらのサインが複数当てはまる場合、バッテリーが上がるという最悪の事態が起きる前に、自動車整備工場やディーラーなど専門家に点検を依頼することをおすすめします。

当然ですが、これらの予兆にはすべて「電気・電力の供給不足」が関係しています。

バッテリーは、電気を充電し、必要なときに放電する装置です。車を走らせている間は充電されますが、電装品の使用が多いと放電量が増え、充電が追いつかなくなることがあります。

さらに、バッテリーは経年劣化によって寿命を迎えると、電圧が低下し、こうした予兆が現れやすくなります。

「エンジンがかかりにくい」などの症状は、まさにそのサインのひとつです。

バッテリー上がりの主な原因とは?

「最近エンジンのかかりが悪い…」そんな予兆には、バッテリー上がりの原因が潜んでいるかもしれません。

実はバッテリーの不調には、使用頻度・電装品の使い方・経年劣化など、いくつかの要因が関係しています。これらは単独で起こるのではなく、複数の原因が重なることで突然のトラブルにつながることも。

ここからは、バッテリー上がりにつながる主な原因と、季節による影響について順を追って解説します。


自然放電と使用頻度の関係

車のバッテリーは、走行中に充電される仕組みのため、長期間乗らない状態が続くと充電されず、自然放電によって電力が徐々に失われていきます。

実は停車中でも、カーナビの記憶装置やセキュリティ機能などの電装品がわずかに電力を消費しており、完全に電気の使用が止まるわけではありません。とくに最近の車は電装品が多く、使用頻度が低いとバッテリー上がりのリスクが高まります。

週末しか乗らない、旅行で長期駐車するなどのケースでは、自然放電によるバッテリー上がりに注意が必要です。

電装品の消し忘れ

車のバッテリー上がりで意外と多い原因が、電装品の消し忘れです。ヘッドライトや室内灯、ハザードランプなどをうっかり点けたままにしてしまうと、停車中でも電力が消費され続け、バッテリーが上がるリスクが高まります。

特に夜間の駐車時や、雨天でワイパーやライトを多用した後などは注意が必要です。最近の車は電装品の種類が多く、ナビやドライブレコーダー、スマホ充電器なども電力を使っています。「少しの時間だから大丈夫」と思っていても、積み重なると放電量が増え、バッテリーに負担がかかります。

駐車前には電装品のスイッチを確認する習慣をつけることが、バッテリー上がりの予防につながります。

バッテリーの劣化と寿命

バッテリーは消耗品であり、使用年数や環境によって徐々に劣化していきます。電装品の使用が多かったり、寒暖差の激しい環境で使用されたりすると、劣化のスピードが早まることもあります。

一般的な寿命の目安は、通常車で2〜5年、アイドリングストップ車で2〜3年、ハイブリッド車で4〜5年程度とされています。経年劣化が進んだバッテリーは本来の性能を発揮できず、突然のバッテリー上がりを引き起こす原因にもなります。

走行距離や使用状況によっても寿命は変わるため、「そろそろ交換時期かも」と感じたら、早めに整備工場やディーラーで点検依頼することをおすすめします。

オルタネーターの故障

オルタネーターは、車のエンジンが動いている間にバッテリーへ電力を供給する発電機の役割を担っています。この部品が故障すると、走行中にもかかわらずバッテリーが充電されず、電力不足に陥ってしまいます。

一見バッテリーの劣化のように見えても、実はオルタネーターの不具合が原因というケースも少なくありません。警告灯の点灯や、ライトのちらつき、電装品の動作不良などが見られた場合は、オルタネーターの故障を疑う必要があります。

バッテリーを交換しても不調が続く場合は、整備工場でオルタネーターの点検を受けることをおすすめします。


季節によってバッテリー上がりのリスクは変わる

バッテリー上がりは、冬場や夏場に特に多く発生する傾向があります。

冬は気温が低くなることでバッテリーの電圧が下がり、エンジン始動時に必要な電力が不足しやすくなります。 一方、夏は高温によってバッテリー液が蒸発しやすく、エアコンなどの電装品の使用も増えるため、負荷がかかりやすくなります。

特に最近の高級車は電装品が多く、季節の影響を受けやすい構造になっているため、季節の変わり目には注意が必要です。

バッテリー上がりを防ぐための予防策

「急にエンジンがかからなくなった」…そんなトラブルを防ぐには、日頃からの予防が欠かせません。バッテリーは使い方や環境によって劣化や放電が進みやすく、ちょっとした油断が思わぬ不調につながります。

ここでは、バッテリー上がりを未然に防ぐために押さえておきたいポイントを、具体的な対策とともにご紹介します。


定期点検と補充電

バッテリー上がりを防ぐには、定期的な点検と補充電が欠かせません。特に最近の車は電装品が多く、知らないうちに電力を消費していることもあります。走行頻度が少ない場合や短距離移動が中心の方は、バッテリーが十分に充電されず、自然放電とのバランスが崩れやすくなります。

整備工場やディーラーでの点検では、電圧や劣化状態をチェックできるため、トラブルの予防につながります。また、補充電器を使って自宅で充電する方法も有効です。「最近乗っていない」「寒くなってきた」と感じたら、早めの点検と補充電を意識しましょう。


ジャンプスターターの常備

万が一バッテリーが上がってしまったときに備えて、ジャンプスターターを車に常備しておくと安心です。ジャンプスターターは、バッテリーが弱った際に一時的に電力を供給し、エンジンを始動させるための装置です。

最近では、コンパクトで持ち運びやすく、USB充電やソーラーパネル対応のモデルも登場しています。また、バッテリー電圧が低下すると自動で電装品の電源を遮断するタイプなど、予防機能付きの製品も販売されています。

使用している車種やバッテリーに合った電流容量の製品を選ぶことで、より効果的にトラブルを防ぐことができます。「いざという時の備え」として、ジャンプスターターの導入を検討してみましょう。


アイドリングストップの使い方

アイドリングストップ機能は燃費向上に役立つ一方で、バッテリーに負荷がかかりやすいという側面もあります。頻繁なエンジン停止・再始動によって、通常よりも早くバッテリーが劣化する傾向があり、アイドリングストップ機能を搭載した車の寿命は一般車より短く2〜3年が目安とされています。とくに信号待ちや渋滞が多い環境では、バッテリーの消耗が進みやすいため注意が必要です。

「最近アイドリングストップが作動しない」と感じたら、バッテリーの劣化が進んでいる可能性も。定期的な点検と、必要に応じた早めの交換を心がけることで、突然のバッテリー上がりを防ぐことができます。


高級車・輸入車ブランド別:バッテリー上がりの傾向と対策

高級車や輸入車は、電装品の多さや構造の違いから、バッテリー上がりのリスクが高まる傾向があります。

とくにアイドリングストップ機能や電動パーツの多用、長期駐車による自然放電など、車種ごとに原因は異なります。

そこで本章では、主要ブランド別にバッテリー上がりの特徴と注意点を整理しながら、それぞれに合った予防策や対処法についてもご紹介します。

愛車のタイプに合わせた対策を知ることで、突然のトラブルを未然に防ぐヒントになるはずです。


ベンツ:電装系の多さ・アイドリングストップ

メルセデス・ベンツは高級車ならではの快適装備が充実しており、電装系の消費電力が多い傾向があります。特にアイドリングストップ機能が頻繁に作動する車種では、エンジン停止中に電力供給が止まり、バッテリーへの負荷が増すことも。 さらに、長距離走行が少ない都市部利用では充電が追いつかず、自然放電とのバランスが崩れやすくなります。

こうした傾向に対しては、定期的な補充電やアイドリングストップの使い方の見直しが有効です。

以下に代表的な車種ごとの傾向と対策をまとめました。

車種名 傾向 主な対策
Cクラス 電装品が多く、短距離走行中心だと充電不足に注意 月1回以上の長距離走行/補充電器の活用
Eクラス アイドリングストップ頻度が高く、バッテリー負荷が大きい アイドリングストップOFFの活用/定期点検
Sクラス 電動シート・空調・ナビ等の電力消費が大きい 長期駐車前の補充電/ジャンプスターターの常備
GLC・GLEなどSUV系 電装系+アイドリングストップ併用で負荷がかかりやすい 週1回以上の走行/電圧チェックの習慣化

BMW:電動パーツの多用・長期駐車

BMWは快適性と走行性能を両立するため、電動パーツが多く搭載されているのが特徴です。 電動シートや自動開閉機能などは停車中でも待機電力を消費し、長期駐車による自然放電が進みやすくなります。

また、バッテリーの位置が奥まっている車種も多く、劣化に気づきにくい点も注意が必要です。

こうした傾向に対しては、定期的な電圧チェックや長期駐車前の補充電、電装品の使い方の見直しが有効です。

以下に代表的な車種ごとの傾向と対策をまとめました。

車種名 傾向 主な対策
3シリーズ 電動パーツが多く、都市部利用で長期駐車が多いと放電リスクが高い 月1回以上の走行/補充電器の活用/電圧チェック
5シリーズ 電装品+アイドリングストップ併用でバッテリー負荷が大きくなりやすい アイドリングストップOFFの活用/定期点検
Xシリーズ(SUV) 電動リアゲートやシート加熱などの装備が多く、冬場の放電に注意 冬季は補充電器を活用/長期駐車前の電源OFF確認
iシリーズ(EV) 駆動用バッテリーとは別に補機バッテリーがあり、劣化に気づきにくい 補機バッテリーの定期点検/電装品の待機電力に注意

アウディ:電装品の消費電力・夏場の熱影響

アウディは高性能な電装品が多く搭載されており、停車中でも電力消費が続く傾向があります。

特に夏場は高温によってバッテリーの性能が低下しやすく、自然放電と合わせてバッテリー上がりのリスクが高まります。

また、エアコンやシート冷却などの快適装備が多用される季節でもあり、電力負荷が増すタイミングと重なりやすいのが特徴です。

こうした傾向に対しては、夏前の点検・補充電や電装品の使い方の見直しが有効です。

以下に代表的な車種ごとの傾向と主な対策をまとめました。

車種名 傾向 主な対策
A4・A6 電装品が多く、夏場のエアコン使用で電力負荷が増加 夏前の点検/長期駐車前の補充電/電装品の節電意識
Q5・Q7(SUV系) 高温環境下での自然放電+電動装備の多用で負荷が大きい 屋根付き駐車/ジャンプスターター常備/週1回以上の走行
TT・RSシリーズ スポーツモデルでバッテリー容量が小さく、熱影響を受けやすい 補充電器の活用/電圧チェックの習慣化/夏場の使用頻度調整

フォルクスワーゲン:ライト類の消し忘れ

フォルクスワーゲン車は、シンプルで使いやすい操作性が魅力ですが、ライト類の手動操作が必要な車種も多く、消し忘れによるバッテリー上がりが起こりやすい傾向があります。

特に夜間や雨天時の駐車後に、ポジションランプや室内灯を点けたままにしてしまうケースが目立ちます。

また、コンパクトカーではバッテリー容量が小さいため、少量の放電でも影響を受けやすい点に注意が必要です。

こうした傾向に対しては、駐車前のライト確認や自動消灯機能の活用、補充電器の常備が有効です。

以下に代表的な車種ごとの傾向と主な対策をまとめました。

車種名 傾向 主な対策
ゴルフ 手動ライト操作が多く、夜間の消し忘れが起こりやすい 駐車前のライト確認/自動消灯機能の設定確認
ポロ 小型車でバッテリー容量が少なく、放電の影響を受けやすい 補充電器の活用/週1回以上の走行/電圧チェック
ティグアン(SUV) 電装品が多く、ライト類の消し忘れ+長期駐車で放電リスクが高い 長期駐車前の電源確認/ジャンプスターターの常備

アルファロメオ:バッテリー位置と点検の難しさ

アルファロメオは独自のデザイン性と走行性能が魅力ですが、バッテリーの搭載位置が奥まっている車種が多く、点検や交換がしづらい傾向があります。 そのため、劣化や電圧低下に気づきにくく、知らないうちにバッテリー上がりを起こすケースも少なくありません。

また、スポーツモデルではバッテリー容量が小さめで、電装品の使用や季節要因による放電の影響を受けやすい点にも注意が必要です。

こうした傾向に対しては、定期的な電圧チェックや整備工場での点検依頼、補充電器の活用が有効です。

以下に代表的な車種ごとの傾向と主な対策をまとめました。

車種名 傾向 主な対策
ジュリエッタ バッテリー位置が奥まっており、劣化に気づきにくい 整備工場での定期点検/電圧チェックの習慣化
ステルヴィオ(SUV) 電装品が多く、長期駐車で自然放電が進みやすい 長期駐車前の補充電/ジャンプスターターの常備
ジュリア(スポーツ) バッテリー容量が小さく、電力消費の影響を受けやすい 補充電器の活用/夏冬の季節前点検/電装品の節電意識

フィアット:小型車特有のバッテリー容量

フィアットはコンパクトな車体設計が特徴で、搭載されるバッテリーも比較的小型です。

そのため、電装品の使用や自然放電の影響を受けやすく、他の輸入車に比べてバッテリー上がりのリスクが高まる傾向があります。特に短距離走行が中心の使い方や、ライト類の消し忘れが重なると、容量の小ささが原因で突然のトラブルにつながることも。

こうした傾向に対しては、補充電器の活用やライト類の確認習慣、定期点検による早期発見が有効です。

以下に代表的な車種ごとの傾向と主な対策をまとめました。

車種名 傾向 主な対策
500シリーズ バッテリー容量が小さく、電装品の影響を受けやすい 補充電器の活用/ライト類の消し忘れ防止/定期点検
パンダ 短距離走行中心だと充電不足になりやすい 月1回以上の長距離走行/電圧チェックの習慣化
プント 古いモデルでは自然放電が進みやすく、劣化に気づきにくい 整備工場での電圧測定/ジャンプスターターの常備

レクサス:補機バッテリーの管理・HV特有の構造

レクサスをはじめとする日本の高級車やハイブリッド車(HV)は、駆動用バッテリーとは別に補機バッテリーを搭載しており、電装品や始動系統を支えています。この補機バッテリーは、走行頻度が少ないと自然放電が進みやすく、HV特有の構造ゆえに劣化に気づきにくい点が特徴です。

また、静音性や快適装備の充実により、停車中でも電力消費が多くなる傾向があります。

こうした車種では、定期的な電圧チェックや補充電器の活用、長期駐車前の対策が重要です。

以下にレクサス主要モデルの傾向と対策をまとめました。

車種名 傾向 主な対策
RX(HV) 補機バッテリーの劣化に気づきにくく、長期駐車で放電しやすい 月1回以上の走行/補充電器の活用/電圧チェック
ES(HV) 静音性重視で電装品が多く、停車中の電力消費が多い 駐車前の電源確認/定期点検/ジャンプスターター常備
NX(HV) 都市部利用が多く、アイドリングストップと電装品の併用で負荷増加 アイドリングストップOFFの活用/補機バッテリーの定期点検

なお、ハイブリッド車全般に共通するのは「駆動用バッテリーが元気でも補機バッテリーが弱ると始動できない」という構造です。 そのため、HV車こそ補機バッテリーの管理が重要であり、定期点検と補充電の習慣がトラブル予防につながります。


バッテリー上がり時の正しい対処法

どれだけ予防策を講じていても、バッテリー上がりは突然起こることがあります。慌てず冷静に対応するためには、事前に正しい対処法を知っておくことが大切です。

ここでは、万が一の際に役立つ4つの対応手段として、ジャンプスターターの使い方、ロードサービスの呼び方、そして避けるべきNG行動について詳しく解説します。


ジャンプスターターの使い方

バッテリー上がりへの対処法として、ジャンプスターターの活用が挙げられます。

ジャンプスターターとは、エンジン始動に対応した小型バッテリーのことで、救援車がなくても自力で復旧できるのが特徴です。数千円〜1万円程度で購入でき、車に常備しておけば緊急時の心強い味方になります。

ところで、ジャンプスターターと紛らわしい言葉に「ジャンピングスタート」がありますが、こちらは他車のバッテリーから電力を分けてもらう方法で、助けを得られる環境が必要です。

どちらも一時的な応急処置に過ぎないため、エンジンがかかった後は速やかに整備工場などで点検を受け、バッテリーの状態を確認しましょう。


ロードサービスの呼び方

周囲に助けを求められる車がない場合や、ジャンプスターターなどの装備が手元にない場合は、自力でのエンジン始動が難しくなります。そんなときは、ロードサービスを呼ぶのが最も確実な対処法です。

JAFや加入している自動車保険のロードサービス窓口に電話やアプリで連絡し停車している場所や状況を正確に伝えましょう。サービス内容や料金は契約内容によって異なりますが、一般的には30分〜1時間ほどで現地に到着してくれるケースが多いです。

緊急時に慌てないためにも、連絡先や契約内容を事前に確認しておくと安心です。


やってはいけない対処法

これまでお伝えした対処法は、あくまで一時的な応急処置です。バッテリーは消耗品であり、劣化や寿命は避けられません。充電やジャンプスターターで一時的に復旧しても、根本的な解決には至らず、いずれ再びトラブルが起こる可能性があります。

そのため、バッテリーの状態が不安定な場合は、早めの交換が最も確実な対策です。交換作業はベテランドライバーなら自力で行えることもありますが、初心者には難しく、誤接続などのリスクも伴います。自信がない場合はは整備工場やディーラーに依頼して、安全かつ確実に対応してもらうのが安心です。

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バッテリー上がりに関するよくあるご質問

ガレージェントにお客様からよく寄せられる、バッテリー上がりに関するご質問と回答集です。ご参考になさってください。

Q.バッテリー交換の目安は?

A. バッテリー交換の目安は一般的に3〜5年程度です。走行距離が少ない車や、電装品の使用頻度が高い車、長期駐車が多い車は劣化が早まる傾向があります。始動時の弱さや電圧低下が見られたら、早めの点検・交換がおすすめです。

Q.高級車はなぜバッテリー上がりしやすいの?

A. 高級車は電動シートや自動開閉機能など電装品が多く、停車中でも電力を消費しやすい傾向があります。さらにアイドリングストップや長期駐車による自然放電が重なると、バッテリーへの負荷が高まり、上がりやすくなる原因となります。

Q.自分でバッテリー上がりに対処しても大丈夫?

A. 自分で対処することは可能ですが、正しい手順と安全確認が不可欠です。ジャンプスターターの使用やケーブル接続には注意が必要で、誤接続は故障や感電の原因になります。自信がない場合は、無理せずロードサービスを呼ぶのが安心です。

まとめ:バッテリー上がりを防ぐために今できること

バッテリー上がりは突然のトラブルと思われがちですが、実は「セルの回りが弱い」「ライトが暗い」など、前兆となるサインが現れていることも少なくありません。

特に輸入車や高級車は電装系の負荷が大きく、使用環境によっては早期の劣化も起こり得ます。

「最近エンジンのかかりが悪い」「交換時期が近いかも」と感じたら、早めの点検が安心につながります。

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