アウディA4と言えばパワーと乗りやすさを兼ね備えた憧れの高級車ですが、その為の維持費や車検費用はどれくらいになるのかご存じでしょうか。今回はそんな気になるお金の話についてまとめてお伝えさせて頂きます。
アウディA４とはそもそもどんな車？
アウディを代表する車として、世界で多くのオーナーに愛されているのがA4です。日本では1995年から販売が開始され、最新モデルは5代目となっています。初代は前身となる80・90からエンジンを引き継ぎ、モデルチェンジを重ねながら現在5代目となっています。A4はアウディを支える顔であり、また最先端のエンジンを搭載しつつ、特別なモデルを販売するなどアウディオーナーだけでなくアウディに初めて乗る人も夢中にさせる車となっています。
アウディA4（2020年）の魅力
室内空間を広げ全体を見直してさらなる軽量化を目指した5代目A4は、環境に配慮した車ですが、2020年にマイナーチェンジモデルが発表・販売開始されました。マイナーチェンジモデルとはいえ、無駄のないシンプルな外観に加え、ドアやリアフェンダーパネルも一新され、アウディらしさはそのまま活かされています。エンジンがハイブリッド化されたとはいえ、アウディらしい走りはそのまま快適なドライブが楽しめるモデルとなっています。
アウディA4（2020年）の維持費用
アウディは外車ということで、車両の本体価格に目が行きがちですが維持費のことを忘れてはいけません。1年間車を維持するために必要となる出費を詳しく見ていきましょう。
自動車税、自動車重量税
自動車税は排気量によって税額が決まります。A4はモデルによって排気量が異なりますが、1.5リットル超～2.0リットル以下、もしくは2.0リットル超～2.5リットル以下に当てはまるモデルが多いので、36,000円か43,500円ということになります。また車検の際に払うことになる自動車重量税は、車の重量で税額が変わります。A4モデルは軽量化がされていますが、1.5t以下だと36,900円が税額です。ただしエコカー減税の対象モデルであれば減税されます。
自賠償保険料
車を購入したら必ず加入しなければならないのが自賠責保険料です。12ヶ月契約から37ヶ月契約までが選べます。12ヶ月契約で保険料は12,700円ですが、24ヶ月契約で20,010円と長期契約をすれば割安になります。
燃料費
比較的燃費がよいとされるアウディですが、ハイオクのほうが燃費や走りがいいといわれているため、ハイオクにした場合の燃料費は高めになります。ただし1ヶ月に毎日乗るか、週末だけ乗るかによってガソリンの減り方も変わってきます。ハイオクの場合、1000km走行時で約15,000円（リッター200円で計算した場合）かかります。
アウディA4（2020年）の車検費用
隔年で必要となる（新規購入時は3年目から）車検ですが、車検の費用には「法定費用」と「車検整備費用」の2つが含まれることに注意が必要です。整備費用については依頼する整備工場によっては抑えることも可能ですが、法定費用については一律で必要です。法定費用には自動車重量税・自賠責保険・印紙代が含まれます。
整備工場での車検をおススメする理由
車検では「車検整備費用」が費用の中で最もかかります。そのため「どこに車検をお願いするか」で大きく費用が変わってきます。車を購入したディーラーの車検が一般的ですが、ディーラーの場合車検で消耗品となる部品については、それほど摩耗していなくても全て交換となるため費用も高めです。一方車検を代行する整備工場の場合は、車検を通すために必要な最低限の整備をしてくれるため、費用を抑えることが可能です。ただ、整備工場の場合は整備士の腕に左右されるため、取り扱ったことのない車や部品の取り寄せが必要となる外車については引き受けてくれないこともあります。費用の安さだけで整備工場を選ぶことのないよう注意が必要です。
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