冬の時期にドライバーを悩ますのが雪。スリップして事故をしないためには本格的なスノーシーズンになる前にスタッドレスタイヤに交換することが大切です。しかし、いつまでにtタイヤを交換すればいいのでしょうか?前シーズンに使ったスタッドレスタイヤは使える?スタッドレスタイヤを長持ちさせるためには?
今回はドライバーの方が抱きがちなスタッドレスタイヤの疑問にお答えします。ぜひこの記事を読み、雪が降るまえに早めに対策をしましょう。
目次
スタットレスタイヤの役割とは?
【キーワードは初雪予報】スタットレスタイヤに交換するべき時期とは?
降雪地域以外は、最低気温が7度を下回ったら交換する
スタットレスタイヤへの交換は目安より早めがおすすめです!
ノーマルタイヤにはいつ戻せばいい?
スタットレスタイヤの交換方法
①自分で行う
②業者に依頼する
去年のでもOK?スタットレスタイヤを買い替えのタイミング
①使用年数
②タイヤの溝の深さ
③タイヤのゴムの硬さ
④製造年数
スタットレスタイヤの寿命を伸ばす保管方法とは
①空気圧を調整する
②タイヤローテーションを行う
③保管場所に気を付ける
【まとめ】スタットレスタイヤの交換、買い替えなら実績豊富のGARAGENT
スタットレスタイヤの役割とは?
雪道や凍結した道路は摩擦係数が低くなるため非常に滑りやすくなります。スタッドレスタイヤはこのような路面でも車の「走る」「曲がる」「止まる」という3つの動作が安全にできるようにするためのタイヤです。
低温でも硬くなりにくいゴムを採用している、雪をしっかりとかき分けてうまく排出できるような深くて特殊な形状の溝を備えているなど、摩擦力が低下する雪道や凍結路でもグリップ力をしっかりと確保できるような工夫が施されています。
【キーワードは初雪予報】スタットレスタイヤに交換するべき時期とは?
スタッドレスタイヤに交換する時期としては初雪予報の1ヶ月前がおすすめです。これくらいの時期になればいつ雪が降ってもおかしくありません。また、雪が降らなくても路面が凍結することはあり得ます。
地域によって初雪が降る日は違うので、ご自身が住まわれている場所やよく出かけるエリアの初雪日に合わせてタイヤを交換しましょう。初雪日の平均は北海道11月1日、東北11月26日、関東1月3日、中部1月3日、近畿12月26日、中国四国12月13日、九州12月18日となっています。
また、天気予報は長くても2週間先くらいまでしか出ませんので、雪の予報が出る前にはスタッドレスタイヤに交換しておきましょう。
降雪地域以外は、最低気温が7度を下回ったら交換する
上記のように降雪を見越してスタッドレスタイヤに交換することが大切です。雪が降る地域ではもちろんですが、たとえ雪が降らない地域であっても冬はタイヤを交換すべきです。というのもタイヤの原料となっているゴムは寒くなると硬くなるため滑りやすくなります。最低気温が7℃を下回るようになったらスタッドレスタイヤに交換しましょう。
スタットレスタイヤへの交換は目安より早めがおすすめです!
スタッドレスタイヤへの交換は早めがおすすめです。初雪日まで1ヶ月を切れば、いつ降雪してもおかしくない状況ですが、タイヤを交換していれば突然の雪にも備えられるので安心です。加えて、雪の予報が出た際には多くの人がタイヤショップや整備工場に駆け込むため交換作業に時間がかかり、最悪の場合交換してもらえない可能性もあります。
また、新品のスタッドレスタイヤの表面は薬品でコーティングされています。そのため、慣らし走行をしないと十分な性能が発揮されません。早めに交換すれば雪が降り出す前に慣らし運転が完了し、事故のリスクを軽減することができます。
ノーマルタイヤにはいつ戻せばいい?
ここまではスタッドレスタイヤへの交換時期についてご説明してきましたが、それではノーマルタイヤへはいつ戻せばいいのでしょうか?
これも地域によって異なりますが、3~4月の暖かくなった時期に戻すのが一般的です。スタッドレスタイヤは雪道や凍結した路面には強いですが、ドライ路面(乾いた路面)やウェット路面(雨で濡れている路面)での性能はノーマルタイヤのほうが優れています。スノーシーズンが終わったら、やはり早めにノーマルタイヤに交換しましょう。
スタットレスタイヤの交換方法
特に免許を取り立ての方、はじめてスタッドレスタイヤを購入される方は、「どうやって交換すればいいの?」「どこに頼めばいいの?」と思われているかと思います。そこで、ここからはスタッドレスタイヤを交換する方法についてご紹介します。
①自分で行う
ホイール付きのスタッドレスタイヤを購入すればご自身で交換することも可能です。車を持ち上げるジャッキと手動でナットを緩めたり締めたりするレンチもしくは電動式のインパクトレンチが必要となります。注意すべきは車の上げ下げとタイヤを取り付けた後のナットの締め具合です。特にナットを締め具合は緩すぎても強すぎても破損や事故につながりかねません。
安全に走行するためには工具を準備して正しい手順を把握した上で作業を行う必要があります。手間や工具の費用、あるいは安全性を考えると無理にご自身で行うよりも、業者に依頼されたほうがいいかもしれません。特に不安がある方はプロに任せたほうが確実です。
②業者に依頼する
タイヤ交換をご自身で行えば工具の購入費用を除けば当然無料でできますが、業者に依頼すれば工賃がかかります。ただ、プロが作業をしてくれるため安全面での心配はありません。失敗をしてタイヤや車が破損したり事故を起こしたりすることを考えれば、プロに任せてしまったほうが得策ともいえます。
しかし、シーズン直前や降雪予報が出たときなどはタイヤ交換をする人が増えるため、時間がかかったりその日のうちに交換できなかったりするケースもあり得ますので、余裕をもって依頼しましょう。
業者に依頼する際の相場費用と所要時間はどれくらい?
スタッドレスタイヤへの交換作業の所要時間はタイヤ4本でだいたい30分~1時間くらいが目安です。ただし、混雑していると待ち時間が発生する可能性があります。
料金に関しては4本履き替えで合計6,000~12,000円程度です。タイヤ交換はプロにとってはそこまで高度な技術は不要なのでどこの整備工場でもだいたい対応してくれますが、ディーラーやカー用品店は割高な傾向があります。
料金設定が低めな自動車整備工場に依頼されるのがおすすめです。
去年のでもOK?スタットレスタイヤを買い替えのタイミング
すでにスタッドレスタイヤを所有されている方のなかには「昨シーズンのものでも問題ない?」と不安になられている方もいらっしゃるかもしれません。ここからはスタッドレスタイヤを買い替えるべきタイミングについてご紹介します。
寿命を超えたスタッドレスタイヤで雪道を走行した場合、本来の性能が発揮されずに大事故につながるおそれもあります。以下を参考に買い替えを検討しましょう。
①使用年数
一般的にスタッドレスタイヤの寿命は購入後3~4年程度です。たとえあまり使っていなかったとしても、これ以上の期間が経過するとゴムが劣化して硬くなってしまっている可能性があります。また、保管状態や使用状況によっては1~2年で劣化してしまうケースもあるため、溝の深さやゴムの状態なども確認して買い替えるかどうか判断しましょう。
②タイヤの溝の深さ
冒頭のとおり、スタッドレスタイヤは雪道や凍結路でも安全な走行ができるよう、特殊な形状の溝が深く掘られています。しかし、溝が減ってしまうと雪をかき分けたり排出したりする能力が低下してスリップしやすくなってしまうのです。タイヤを交換する前には必ず溝の状態を確認しましょう。
新品時から50%程度ゴムが磨り減っていたら買い替え時期です。どの程度ゴムが磨り減っているかは、タイヤの「プラットホーム」というゴムの盛り上がり部分で判断することができます。
③タイヤのゴムの硬さ
新品時には柔らかいスタッドレスタイヤ。しかし、前述のとおり時間の経過や使用を重ねることで劣化して硬くなってしまいます。タイヤが硬くなってしまうとグリップ力が失われるため、早めの買い替えが必要です。
とはいえ、触っただけではタイヤの硬さが適正であるかどうかはわかりませんので、硬度計で正確に測定する必要があります。一度お近くのカー用品店やガソリンスタンドで計測してもらいましょう。
④製造年数
大切に保管していても、ゴムは時間が経過すると劣化してしまいます。未使用状態であっても保管している間にタイヤの性能はどんどん低下してしまうのです。製造から5年以上経過したタイヤは使用前に劣化状態を確認してもらい、危険な状態であれば買い替えを検討しましょう。
スタットレスタイヤの寿命を伸ばす保管方法とは
スタッドレスタイヤには寿命がありますが、使用方法やオフシーズンの保管方法を工夫すれば買い替えのタイミングを伸ばすこともできます。ここからはスタッドレスタイヤを長持ちさせるコツについてご紹介します。
①空気圧を調整する
タイヤには製品ごとに適正な空気圧というものがあります。空気圧が低すぎるとタイヤの両サイド部分が、逆に空気圧が高すぎると中央部分が摩耗しやすくなってしまいます。適正な空気圧を維持することで、タイヤ全体に均等に圧力がかかって偏った摩耗が少なくなり、長く安全に走行できます。定期的に空気圧を確認し、必要に応じて空気を入れるようにしましょう。
また、保管する際には空気圧を少し低くすればタイヤにかかる負担が軽減できて寿命の延長につながります。
②タイヤローテーションを行う
タイヤはどうしても駆動輪のほうが早く消耗し、そのまま使用し続けていると前輪と後輪との間の摩耗度合いに偏りが生じます。FF(前輪駆動)であれば前輪、FR(後輪)であれば後輪のほうが摩耗しやすいです。
定期的にタイヤの位置を入れ替えるタイヤローテーションを行うことで、すべてのタイヤの摩耗度合いが均等になり長持ちしやすくなります。
③保管場所に気を付ける
タイヤはゴムでできているのでどうしても経年劣化は生じます。しかし、保管に気を遣えば劣化を遅らせることも可能です。
ゴムの弱点は紫外線と湿気。雨風がしのげて直射日光が当たらない場所にタイヤを保管するだけでもだいぶ違ってきます。また、タイヤを地面に直接置かない、適度な風通しがある場所に保管するといった工夫をすればなおよしです。
ホイールがついているタイヤであれば横置きで保管できますが、ホイールがついていない場合は横置きに重ねるとゴムが変形するため、縦置きで保管しましょう。タイヤラックがあれば、そこに保管するのがベストです。
【まとめ】スタットレスタイヤの交換、買い替えなら実績豊富のGARAGENTへ
車を運転される方は雪が降る前に早めにスタッドレスタイヤを交換しましょう。雪が降ってからでは整備工場が混んで交換できない、突然の降雪や路面凍結で事故を起こすおそれもあります。
町田市にあるGARAGENTなら、お近くのディーラーやカー用品店よりもタイヤ交換をリーズナブルな価格でご提供します。高速道路を利用すれば都心からもすぐ。作業によっては高速代もペイできるほど安価です。
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