近年ではほぼ必須となったらドライブレコーダー。あおり運転などの社会情勢の変化に伴いあって当たり前のように思えますが、それほど大昔からあった訳ではないことはご存じでしょうか?また需要の増加に伴い、機能面においても単なる記録装置に留まらない変化が生まれています。折角取り付けるのであれば詳しく知ってお気に入りの一台を選び抜いてみましょう!
ドライブレコーダーはいつから始まったもの?
意外と歴史の浅いドライブレコーダー
あおり運転の罰則化、また追突事故や交通事故の証拠になるといったことから、ドライブレコーダーに注目が集まっています。トラックやタクシーに搭載されていることの多いドライブレコーダーですが、開発されたのは今から20年前の1997年のこと。交通事故の鑑定を請け負う日本交通事故鑑識研究所が試作機を開発したのがきっかけです。
事故頻度の高いタクシーに導入されたものの一般車両にはなかなか普及しなかったのですが、2016年の軽井沢スキーバス転落事故をきっかけに、貸切バスへのドライブレコーダーが義務化され、それ以降事故のニュースと共にドライブレコーダーは注目を集めるようになっていったのです。
2017年の高速での追突事故がドライブレコーダーの映像で実情が明らかになったこともあり、2019年には177万台を売り上げるなどドライブレコーダーの必要性が高まっています。
あおり運転報道を受け、安ければいいから性能を求めるように
あおり運転とは、自動車などの運転中に他車両に対して極端な幅寄せや車間距離を詰める行為のことです。車と車だけでなく、自転車やバイクなどに対する行為も含まれます。
事故の証拠としてテレビなどで取り上げられることが増えたことから、あおり運転は最近急に増えたような印象もありますが、実際には昔からあり世界で研究もされています。
日本では2001年までは6,000~7,000件程度だった「車間距離保持義務違反」は、2002年に12,221件と急増しそれからも1万件を超えるようになります。その数も2015年以降は7,000件程度に落ち着いていたのですが、2019年以降は再び1万件を超え、ついにあおり運転が厳罰化されることが法律で定められました。こういった実情から、ドライブレコーダーは価格よりも機能重視で選ばれるようになってきています。
現在ではyoutubeにドライブ動画を投稿する為に買う方も現れている
ドライブレコーダーの需要が進むと共に、その機能も高画質化、全方位の撮影など進化しています。そしてドライブレコーダーを使って、ドライブ動画をYouTubeに投稿する人も増えているのです。車だからこそ見ることが可能な風景を、同じようにドライブ好きな人と共有したり、旅の記録としてドライブレコーダーを利用している人もいます。
またドライブレコーダーは走行中常に撮影をしていることから、偶然の事故や災害に遭遇した際の記録や原因究明の証拠となることも増えています。
交通事故の被害者を守るために開発が始まったドライブレコーダーですが、事故の解明に役立つだけでなく自分や地域社会を守るためにも必須アイテムの一つになりつつあります。
詳しく知りたい!ドラレコ人気メーカー解説
メーカーを知り、それぞれの強みを分かってから探すのが効率的!
ドライブレコーダーは「走行中に周囲を撮影する」のが基本ですが、画質の高さや撮影可能な範囲など、撮影に関する機能はどのメーカーでもほぼ違いはありません。ただメーカー独自のこだわりがあるため、自分でどういったポイントを重視したいかで選び方が変わってきます。そこでメーカーごとの強みやこだわりから、納得のいくドライブレコーダーを選ぶためのポイントを詳しくご紹介します。
公用車採用の確かな品質!半世紀の歴史を誇る日本メーカー”ユピテル”!
東京に本社があるユピテルは、無線通信機器の専門メーカーとして50年の歴史を持つ老舗メーカーです。ドライブレコーダーやレーダー探知機、カーナビなどを開発、製造しており、その品質と性能の高さから警察や消防などの官公署、民間の業務用車両などに採用されています。2019年には「品質・アフターフォロー・お客様」の3つの満足度で第一位を獲得するなど、国内でも信頼の高さに定評があります。
さらに他のメーカーにないこだわりとして、夜間や暗所でも綺麗に撮影が可能なカメラや車外だけでなく車内の撮影も可能なドライブレコーダーなどがあります。機能の組み合わせも多彩で、予算に合わせて自分の好みのドライブレコーダーを選ぶことができる点でも人気です。
2018年から販売数量三年連続No1!愛知が誇るトップシェアメーカー”コムテック”!
コムテックは、愛知県に本社を置く自動車関連エレクトロニクス製品などを開発・製造するメーカーです。2018年から販売数量三年連続No1を獲得し、ドライブレコーダーではトップシェアを誇ります。実用性を重視した機能が人気で、2カメラの高品質画像には定評があります。またドライブレコーダーは走行中にしか撮影を行わないものがほとんどですが、コムテックでは駐車中に衝撃を受けた際に感知して録画をするモードがあります。さらに前後2カメラですが広角レンズを採用しているため、前後左右の撮影も可能です。
また業界初の「データ復旧保障サービス」を採用していることも大きなポイント。データ復旧に加え、裁判などで証拠として提出する際の報告書作成にも対応しているので安心です。
価格と性能のバランス良し!JVCケンウッド
JVCケンウッドは、神奈川県に本社を置く映像機器や音響機器などのメーカーです。ビデオカメラ開発の技術を活かし、2014年からドライブレコーダーの開発に参入。高画質のこだわりが評価され、国内レースの「SUPER GT」シリーズのレースカーに採用されています。
さらに他メーカーとは違うこだわりがあり、色やデザインなど従来の「いかにもなドライブレコーダー」ではなく「車に取り付けたい」デザインも人気を集めています。初めてドライブレコーダーを購入する人でも手に取りやすいデザインながら、高画質で使いやすい点でも幅広い層に支持されており、リアルタイムにスマホで表示が可能といった機能面の豊富さにも注目したいメーカーとなっています。
スマホや保険会社への連絡など最新モデルの面白機能!
撮れた映像をそのままアプリ経由でスマホで見れる時代に
撮影した画像を、Wi-Fiやアプリを使ってスマホで手軽に確認できるドライブレコーダーが増えてきています。ドライブレコーダーと聞くと事故や災害の際に証拠となる画像を撮影するもの、と考えがちですが、ドライブ画像をYouTubeで友人と共有したり、SNSでとびきりの風景を公開したりすることも可能です。高画質の映像が撮影できることに加え、静止画にしてデータをスマホに送るといったことも可能なので、ドライブレコーダーを使った新しい楽しみ方は今後さらに進化が期待できます。
保険会社のドラレコなら事故の時に自動通報してくれる!
ドライブレコーダーは事故の証拠となる画像を録画しますが、実はその録画は永久に保存できるわけではありません。高画質の機器だと録画時間が短く、上書きを繰り返しているためです。そのためいざ必要となった時に画像がなかったということも起こり得ます。こういった場合におすすめなのが、保険会社で扱っているドライブレコーダーが特約としてセットになっている保険商品です。ドライブレコーダーを購入し取り付ける場合は本体の購入代金だけでなく取り付け費用もかかりますが、保険会社なら月々の費用も抑えることができ、事故時には保険会社へすぐに電話をつないでくれたり画像を確認してくれたりと自分でしなくても対応してもらえるメリットがあります。ドライブレコーダー選びに悩んでいるなら、安心も得られる保険会社の商品も考えてみるといいでしょう。
選び抜いたドラレコ、折角なら最後までプロにきちんと取り付けてもらいましょう!
専門家にお願いするメリットについて
個人でのドラレコ交換は費用がかかっても専門家である整備士に依頼することがおすすめです。折角気に入った物が見つかったとしても取り付け方を間違って上手く機能しなかったり、適切な位置ではなくパフォーマンスを損ねることになっては台無しです。ディーラーよりもリーズナブルに、かつ最高の状態で取り付けてくれるのはプロの整備士を置いて他にありません!また様々な車のお悩みを一緒に丸ごと相談して安心して長く素敵なドライブを楽しみましょう!
ドラレコの取り付けならgaragentへ
garagentは外車や国産の高級車の整備を多く手がけています。豊富な経験、専門知識のあるスタッフと相談しながら持ち込みパーツや、代替品であるOEM部品の取り付けを行わせていただきます。東京都・町田市、多摩市、稲城市、神奈川県横浜青葉区、川崎市麻生区にある駅までは、無料での送迎サービスもございます。
ドライブレコーダーを購入したいけれど、自分で取り付けるのは不安で迷っている、そういった場合にはぜひgaragentにご相談ください。
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