2026年06月25日
「エンジンがかからない時がある」
「スタートボタンを押しても反応しない」
「カチッという音はするけどセルが回らない」
このような症状でご入庫いただいたBMW F33 4シリーズ。
点検を実施したところ、バッテリー電圧は正常でしたが、スターター(セルモーター)の作動不良を確認しました。経年劣化による内部不良が原因と判断し、スターター交換を実施しました。
今回はBMW F32のスターター交換についてご紹介します。
エンジン始動不良の症状
今回のお車では、
- スタートボタンを押してもエンジンが始動しない
- 時々エンジンがかかることもある
- バッテリー交換歴がある
- メーター表示は正常
という症状が発生していました。
輸入車ではバッテリー不良が原因となるケースも多いため、まずは電圧や充電状態を点検しましたが、バッテリーは正常な状態でした。
さらに点検を進めると、スターターの作動不良が確認されました。
スターター(セルモーター)とは?
スターターは、エンジン始動時にクランクシャフトを回転させる重要な部品です。
エンジン始動のたびに作動するため、長年使用することで内部部品が摩耗し、作動不良を起こすことがあります。
劣化すると、
- エンジンが始動しない
- セルモーターが回らない
- 「カチッ」と音だけする
- 始動できたりできなかったりする
などの症状が現れます。
BMW F32 スターター交換作業
BMWのスターターはエンジンレイアウトによって作業性が異なりますが、周辺部品を取り外しながら慎重に交換作業を進めます。
今回の作業内容は、
- 故障診断
- バッテリー点検
- スターター取り外し
- 新品スターター取付
- 配線接続確認
- エラーコード確認
- エンジン始動テスト
- 試運転・最終確認
を実施しました。
交換後はスムーズにエンジン始動するようになり、始動時の不安も解消されました。

初めにバッテリーのマイナス端子を外します。

インテークマニホールドを外してスターターにアクセスします。

新品のスターターに交換します。

外したインマニ等をもとに戻します。

最後にカバー類を戻し清掃して完了です。
始動不良は早めの点検がおすすめ
スターターの劣化は突然症状が悪化することもあり、外出先でエンジンが始動できなくなるケースもあります。
以下の症状がある場合は要注意です。
- エンジン始動に時間がかかる
- セルの回り方が弱い
- 時々始動しない
- カチカチ音がする
完全に故障する前の点検・交換がおすすめです。
まとめ
今回のBMW F32 4シリーズは、スターター内部の劣化による始動不良が原因でした。
スターター交換を実施し、エンジン始動は正常に復旧。安心してお乗りいただける状態となりました。
「最近エンジンのかかりが悪い」「セルが回らないことがある」といった症状がありましたら、お気軽にご相談ください。

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