2026年06月24日
「突然メーター内に複数の警告灯が点灯した」
「ABSや横滑り防止装置の警告が消えない」
「走行はできるけど警告表示がたくさん出て不安…」
このような症状でご入庫いただいた東京都渋谷区K様のBMW F23 2シリーズカブリオレ。
点検を実施したところ、ABSやDSC(横滑り防止装置)などに関連する警告灯が多数点灯しており、診断機による故障診断を進めた結果、左リアホイールスピードセンサーの不良が原因と判明しました。
今回は、BMW F23の警告灯多数点灯修理についてご紹介します。
警告灯が多数点灯する症状で入庫
今回の車両では、
- ABS警告灯点灯
- トラクションコントロール警告
- タイヤ空気圧警告システム異常
など、複数の警告表示が発生していました。
走行自体は可能でしたが、安全装備の一部が正常に作動しない状態となっていました。

診断機で点検を実施
BMWは電子制御システムが非常に多く採用されているため、専用診断機を使用して故障コードを確認します。
診断の結果、
左リアホイールスピードセンサー信号異常
の故障コードを確認しました。
スピードセンサーは各車輪の回転数を検知し、ABSやDSC、トラクションコントロールなどへ情報を送る重要な部品です。
信号が正常に検出できなくなると、関連するシステムが異常と判断し、多数の警告灯が点灯することがあります。
左リアスピードセンサー交換
今回の修理では、不具合のあった左リアホイールスピードセンサーを交換しました。
作業内容は、
- 車両リフトアップ
- 左リアホイール取り外し
- スピードセンサー脱着
- 配線確認
- 新品センサー取付
- 診断機による故障コード消去
- 試運転・最終確認
を実施しました。
交換後は各システムが正常に復帰し、警告灯も無事消灯しました。

センサーはバックプレート裏に付いています。

取り外したセンサー

新品のセンサー

ホイールスピードセンサー故障で起こる症状
スピードセンサーが故障すると、
- ABS警告灯点灯
- DSC警告灯点灯
- クルーズコントロール使用不可
- タイヤ空気圧監視システム異常
- ドライブトレーン警告
など、複数のシステムへ影響を及ぼすことがあります。
一見すると大きな故障に見えても、センサー交換のみで改善するケースも少なくありません。
警告灯が点灯したら早めの点検を
警告灯が多数点灯していても走行できる場合がありますが、そのまま放置すると安全装備が正常に作動しない可能性があります。
特にABSや横滑り防止装置は安全性に直結するため、早めの診断・修理がおすすめです。
まとめ
今回のBMW F23 2シリーズカブリオレは、左リアホイールスピードセンサーの故障が原因で複数の警告灯が点灯していました。
診断機による点検で原因を特定し、センサー交換を行うことで正常な状態へ復旧することができました。
「警告灯がたくさん点灯した」「ABS警告が消えない」「走行はできるけど不安」といった症状がある場合は、お早めにご相談ください。

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