【メルセデス・ベンツ｜S205｜Cクラスワゴン】エアコンガスクリーニング

2025年12月12日

東京都町田市よりご来店いただきましたメルセデス・ベンツ S205 Cクラスワゴンのご紹介です。エアコンガスクリーニングを依頼していただきました。

エアコンガスクリーニングの流れはこちらです。

ガス回収（クリーニング）→真空引き→真空保持→ガスチャージ

【実際の作業手順・内容】メルセデス・ベンツ｜S205｜Cクラスワゴンのエアコンガスクリーニング

まずはエアコンガス配管にエアコンガスクリーナーを繋ぎます。

最初にエアコンガスとオイルを回収し、真空引きをしてガスに混じった水分やゴミなどの不純物を取り除きます。

その後は真空状態を保持し、クリーニングしたガスと新しいオイルが充填されます。抜けたガスが規定量より少ない場合は追加で充填されます。

最後にエアコンの温度をチェックして終了です。

吸い込み温度によっても変化しますが、吹き出し口で10℃を下回っているので良好と言えます。

エアコンの効きに全く問題がない場合は、どんなにエアコンガスクリーニングを実施しても効果が薄いです。しかし、長年エアコンをメンテナンスしていない場合や、エアコンの効きが弱くなったと感じる場合には効果があります。

また、ガスのクリーニング・充填だけではなく、システム内部の水分除去やオイル補充もできるため、エアコンシステム全体を良好な状態にすることが可能です。

エアコンガスクリーニングのデメリットは主に2つ。1つ目はガスクリーニングにコストがかかることです。エアコンの効きに全く問題がない状態で実施しても無駄な出費となってしまいます。

2つ目は故障やガス漏れには対応できないことです。エアコン自体に故障やガス漏れが発生している場合には、ガスクリーニングを実施してもエアコンを治すことはできません。

エアコンが効かない原因はいくつか考えられますが、エアコンガスの不足・劣化が原因の可能性もあります。その場合は、エアコンガスクリーニングで改善することが可能です。

その他に、エバポレーターの目詰まりやコンプレッサー・電子制御部品の故障なども原因として考えられます。これらのケースではエアコンガスクリーニングでは対応できません。

エアコンガスクリーニングは2〜3年に1回の実施がおすすめです。エアコンシステム全体を良好な状態することで、温度・冷えるまでの速度を改善できます。

ただし、エアコンガスクリーニングでは改善できないケースもあるため、エアコンの効きが弱くなったと感じる場合には、まずは点検を受けましょう。

エアコンガスクリーニングやエアコンの不調もGARAGENTにお任せください！費用や作業時間などのお問い合わせもお待ちしております。

ご依頼いただきありがとうございました！