カーアクセサリーショップやネットで買ったり、知人にもらったりした車のパーツ。自分で取り付ければ費用はかかりませんが、手間がかかるし、失敗するリスクもあります。専門業者に依頼すれば安心ですが、工賃がかかってしまいます。
それぞれメリット・デメリットがありますが、果たしてどちらがいいのでしょうか?それぞれの注意点について解説します。
動画を見れば簡単…という訳ではありません
たとえば「エアロパーツ 取り付け 方法」「ヘッドライト 交換 手順」といったキーワードをネット検索すれば取り付けの方法を解説したサイトや動画がいくらでも出てきます。しかし、車種やパーツごとに手順が異なりますので、それほど簡単なものではありません。うまくできたつもりでも、どこかに不具合が生じているということもよくあります。
サイトや動画を見てみると「簡単そう」「自分でもできそう」と思ってしまいますが、意外と難しいものなのです。
やってしまいがちな失敗パターン
まず挙げられるのがすぐに外れてしまうという失敗です。粘着テープがしっかり接着していない、ねじなどが緩んでいて固定されていないと、すぐにパーツは外れてしまいます。まだ駐停車中に外れてしまう分には問題ありませんが、走行中は危険です。エアロパーツなどが外れてしまうと後続車に当たって事故を引き起こすことになりかねません。車内のアクセサリーであっても運転に支障をきたす危険性があります。
また、車体に合わないといったケースも典型的な事例です。同じ車種でも年式やグレードによってはパーツが適合しない場合があります。買ったのはいいものの取り付けられなかったでは無駄遣いになってしまいます。パーツを購入する際には車種はもちろん、年式やグレード、型番などを正確に把握しておきましょう。
プロに依頼するべき理由
整備工場などのプロに依頼すれば外れるなどの不具合が起きるリスクを極力抑えることができます。もちろん、事故の危険性が低く抑えられ、「外れてしまわないだろうか」「不具合が起きたらどうしよう」という不安を抱えながら運転しなくてもよくなります。
また、事前にパーツが車に合うかどうかを確認してくれるのも大きなメリットです。正確に車の情報を把握した上で、それに合わせてパーツを選定してくれます。仮に持ち込みパーツであっても、適合するかしないかを調べてくれます。
作業の手間も省くことができるのも利点です。慣れていない一般の方が調べながら車のパーツを取り付けるとどうしても時間がかかってしまい、ひとたびミスをしてしまえば、やり直しが発生してさらに手間がかかります。うまくできなくて結局整備工場に持ち込まれるという方も少なくありません。最初からプロに依頼すれば、手間や時間をかけることなくかつ安全にパーツの取り付けが実現できます。
専門店は持ち込みパーツでも取り付けてくれるのか
持ち込みパーツの取り付けに対応してくれるお店もありますが、どうしても自分のお店で扱っている商品と比較して手間や時間がかかり、後々トラブルになる可能性も高いため、歓迎されていないのが現状です。「店舗で購入したパーツのみ修理・改造を受け付ける」「正規品以外は受け付けない」と、持ち込みパーツでの施工を断っているショップや工場も少なくありません。不親切に思われるかもしれませんが、安全のことを考えるとこうした対応になるのも致し方ない面も理解できます。
一方で、「持ち込み可能(パーツの種類によっては不可)」「要相談」というように店舗によって方針はさまざまです。まずは持ち込みパーツで対応してもらえるかどうか?店舗や工場に行く前に電話やメールなどで確認されることをおすすめします。
専門店で持ち込みパーツを取り付けてもらうときの注意点
持ち込みパーツで作業をしてもらう場合、「専門店に丸投げすれば安心」というわけではありません。お客さまにも事前にいくつか注意していただきたい点があります。仮に不備があると取り付けられなかったり、不具合が発生したりといった可能性も無きにしもあらずです。ここからは専門店に持ち込みパーツを施工してもらう際の注意点について解説します。
動作チェックやセットに不足がないかの確認は必須!
まずは持ち込みパーツが完全に揃っているかを確認しましょう。ねじなどの接続パーツが欠けているといったことがよくあります。店舗で用意できるものであればいいのですが、代替品がない場合は取り寄せることになります。できれば購入した状態のまま持ち込んでいただくと作業がスムーズです。
また、正常に作動するかどうかもご確認ください。そのパーツが作動しないとなると自己責任となり、取り付け直しにも費用が発生してしまいます。
海外製品の場合は付属していた説明書等も忘れずに
パーツが海外製の場合は付属していた取扱説明書なども持参してください。海外パーツは日本とは異なる規格で製造されていることがほとんどです。また、そのパーツが車に適合するかどうかもわかりません。
もちろん整備士はプロですので仕事を請け負った以上は取り付けられるよう努めていますが、海外製のパーツの場合ははじめて取り扱うケースも多く、説明書を見て作業を行うこともあり得ます。外国語で書かれていても問題ありませんので、必ず取扱説明書も添えてください。
持ち込みパーツの取り付けについては実績のある専門店に相談しよう!
車のパーツ取り付け作業は簡単ではありません。不具合が発生すれば命に関わる事故につながる危険性もあるため、安全を考えてプロに依頼されることをおすすめします。しかし、持ち込みパーツに対応していない専門店も多いので、事前にしっかりと確認しておきましょう。
GARAGENTなら持ち込みパーツの取り付けにも対応しております。実際にお客さまがパーツを持ち込まれて作業をさせていただくというケースも日常的にございますので、実績やノウハウも豊富。安全第一で施工させていただきます。
パーツを購入したけど取り付け方がわからない方、持ち込みパーツに対応してくれる専門店を探している方は、ぜひ私たちにご相談ください。
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