2026年06月07日
東京都町田市よりご来店いただきましたポルシェ マカンのご紹介です。

ポルシェ マカンが走行不能に|ブレーキパッド摩耗によるローター破損とキャリパー交換事例
高い走行性能と快適性を兼ね備えたPorsche Macanですが、定期的なメンテナンスを怠ると重大な故障につながることがあります。
今回は、ブレーキパッドの摩耗限界を超えた状態で使用を続けた結果、ブレーキローターが破損し走行不能となったポルシェ マカンの修理事例をご紹介します。
走行不能となりレッカー搬入
お客様から「走行中に異音が発生し、その後走行できなくなった」とのご連絡をいただきました。
車両は自走が困難な状態となっていたため、レッカー車にて当社へ搬入されました。
入庫時にはリアブレーキ付近から激しい異音が発生しており、安全に走行できる状態ではありませんでした。
点検の結果、リアブレーキに深刻な損傷を確認
車両をリフトアップし点検を行ったところ、リアブレーキパッドは摩耗限界を大幅に超えて使用されていました。
摩擦材が完全に消耗した状態で走行を続けたため、パッドの金属部分がブレーキローターへ直接接触。ローターは著しく摩耗し、最終的には破損していました。
さらにローター破損の影響でキャリパーピストンの作動範囲が限界を超え、ピストンが飛び出している状態を確認しました。
この状態ではブレーキ機能を正常に維持できず、走行不能となるのも当然の状況でした。
リアキャリパー交換が必要な状態に
通常であればブレーキパッド交換のみで済むケースでも、摩耗限界を超えて使用を続けることで修理範囲は大きく広がります。
今回の車両では、
- リアブレーキパッド完全摩耗
- リアブレーキローター破損
- キャリパーピストン突出
- リアキャリパー損傷
が確認されたため、リアブレーキキャリパー交換を実施しました。
前後ブレーキパッド・ローターを交換
安全性を確保するため、
- フロントブレーキパッド交換
- リアブレーキパッド交換
- フロントブレーキローター交換
- リアブレーキローター交換
を実施しました。




フロントブレーキパッド、ローター




リアブレーキパッド、ローター

リアブレーキキャリパー
交換後はブレーキシステム全体を点検し、本来の制動性能を回復しています。
エンジンオイルも交換時期を超過
点検時にはエンジンオイルの交換時期も超過していることが判明しました。
エンジンオイルは潤滑・冷却・洗浄という重要な役割を担っており、交換時期を過ぎるとエンジン内部の摩耗や性能低下を招きます。
今回の整備ではエンジンオイル交換も同時に実施し、エンジンコンディションを正常な状態へ戻しました。




早めの点検が高額修理を防ぐ
ブレーキパッドは消耗品です。
交換時期を過ぎても走行できるケースはありますが、そのまま使用を続けると今回のように、
- ブレーキローター交換
- ブレーキキャリパー交換
- レッカー搬送
- 走行不能
といった大きなトラブルへ発展する可能性があります。
ブレーキ警告灯の点灯や異音、ブレーキフィーリングの変化を感じた際は、速やかな点検をおすすめします。
今回の整備内容
今回のポルシェ マカンでは以下の作業を実施しました。
- 前後ブレーキパッド交換
- 前後ブレーキローター交換
- リアブレーキキャリパー交換
- エンジンオイル交換
消耗品の交換時期を守ることで、不要な高額修理や突然の走行不能を防ぐことができます。輸入車だからこそ、定期的なメンテナンスが安心・安全なカーライフにつながります。

042-735-8790
LINEでお問い合わせ
無料相談・お見積り