暖かくなる季節にピッタリのオープンカーとなる718ボクスター。軽やかなカラーリングもさることながらポルシェらしいずっしりとした重低音のエンジンや街中では静かに、高速道路ではイキイキとしたメリハリの効いた走りが大人気です。今回はそんな街でも郊外でも楽しく走れる718ボクスターについて細かいところまで徹底解説すると共に、維持費や車検費用についても詳しく解説させていただきます。
ポルシェ・ボクスターの根強い人気の秘密とは?
1996年に登場したボクスターは当時経営危機に瀕していたポルシェが出した起死回生の低価格モデルでした。ただそれまでに出ていた廉価版のポルシェと大きく異なった点として価格を抑えつつもレーシングカーを彷彿とさせるオープンボディやこだわりの水冷式水平対向6気筒エンジンの搭載などの人気要素を詰め込んでおり、市場の支持を一挙に集めたことが挙げられます。手の届きやすい価格帯ながらもハイスペックという魅力的なコンセプトは現代においても幅広い人気を集めており、ポルシェを支える大黒柱の一つとして成長を遂げているのです。また2004年、2012年、2016年とそれぞれフルモデルチェンジを進めてきたポルシェ・ボクスターの進化はこれからも留まるところを知らず、注目を集め続けることが予想されており、ポルシェ乗りにとっては今後も気になるモデルと言えるでしょう。
やっぱりかかりがちな車検費用
一般的に外車は車検費用が高いといわれています。実際にどれぐらいの費用が必要となるのか、ポルシェ・ボクスターにかかる車検費用とその内訳をご紹介します。
法定費用
車検では、外車国産車に関係なく、車の重さなどによって一律の税金が定められています。ポルシェ・ボクスター718の場合2t以下に区分されるため、法定費用は重量税32,800円(2年自家用・エコカー減税適用無)、自賠責保険15,520円(12か月・自家用乗用車)、印紙代の1,100円の合計49,420円がかかります。
車検基本料
車検にかかる基本料は、車検をどこで受けるかによっても変わってきます。車検での整備にかかる検査料や車検代行の費用など、5万円程度の整備工場もあれば、10万円近くかかる店などもあります。
部品交換費用
車検の中で最も費用がかかるのが部品交換の費用です。ディーラーで車検を受ける場合、車検のたびに全ての部品を交換することが基本となります。消耗品のオイルフィルターやブレーキパッドなどの交換などで5万円~10万円以上かかることもあります。
知れば抑えたくなる維持費用
購入した後、気になる費用が維持費用です。快適に乗り続けるためには小まめなメンテナンスも必要ですし、ガソリン代もどれぐらい必要なのか気になるところです。そこで必要となる維持費用について詳しく見ていきましょう。
自動車税
自動車税は排気量で税率が決まります。新車の場合は2019年の10月1日以降は税金が引き下げられています。ポルシェ・ボクスター718の場合には排気量が2.5Lを超えていますので50,000円となります。
保険料
車の保険料は、どれくらいの保障をつけるかで金額が変わってきます。外車の場合には車両保険が高く設定されていますが中古車の場合だとそれほど高くはなりません。年齢によっても変わってきますが、年間15万~20万円は保険料として必要と考えておきましょう。
ガソリン代
スポーティーな走りが売りのポルシェボクスターですが、燃費は良くリッター12kmは走ります。
年間1万キロを走行した場合、ハイオクガソリンで13万円程度です。
修理費
ポルシェは定期点検をきちんとしていればそれほど修理は必要ではありませんが、全くトラブルが発生しないというわけではありません。故障した場合には部品を交換することになるため、1回で4~5万円程度の修理代が必要となります。
だからこそ賢く車検費用を抑えよう!
車検のたびにきちんと整備をすれば長く乗ることが可能なポルシェ・ボクスターですが、車検ではどうしても費用が高額になってしまいます。なぜ費用が高くなるのかその理由を見ていきましょう。
ディーラーの車検が高い理由
ディーラー車検では、部品を純正品で交換することに加え、点検整備の費用が高めに設定されており費用が高くなる一因となっています。また車検のたびに全ての消耗品や部品交換をするため費用がかさみます。実際には乗る状況によって部品の摩耗頻度には違いがあります。
民間車検が安い理由
民間車検では車検が通る範囲での修理点検のため、最低限の費用で済むのが大きなメリットです。ただし工場によってはポルシェの車検を受けたことがないと断られる可能性もあります。受けてもらえたとしてもトラブルが全く起きないとは言い切れないのでその点は心配ではあります。
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