【ベンツ S213 オールテレイン】予防整備

2026年06月24日

「譲り受けた車なので一度しっかり点検したい」
「今後も長く安心して乗り続けたい」
「不具合が出る前にメンテナンスしておきたい」

このようなご相談でご入庫いただいた神奈川県横浜市K様のメルセデス・ベンツ S213 オールテレイン。

今回はお車を譲り受けられたタイミングということもあり、法定12か月点検とあわせて各部の予防整備をご依頼いただきました。

点検の結果、消耗品や油脂類のメンテナンス時期を迎えていたため、今後も安心してお乗りいただけるようリフレッシュ整備を実施しました。


12か月点検を実施

12か月点検では、

  • エンジンルーム点検
  • ブレーキ点検
  • 足回り点検
  • バッテリー点検
  • 電装系点検
  • 下回り点検
  • 診断機チェック

などを実施します。

普段は気付きにくい不具合や消耗部品の劣化を早期発見できるため、輸入車こそ定期点検が重要です。


エンジンオイル・オイルフィルター交換

まずは基本メンテナンスとしてエンジンオイルとオイルフィルターを交換しました。

エンジンオイルは、

  • 潤滑
  • 冷却
  • 洗浄
  • 防錆

といった重要な役割を担っています。

定期交換を行うことでエンジン本来の性能維持につながります。

樹脂ドレンプラグは再利用不可

外したオイルフィルター

新品のオイルフィルター


ATF圧送交換でミッションを保護

走行距離や車両コンディションを考慮し、ATF圧送交換も実施しました。

ATFが劣化すると、

  • 変速ショック
  • 発進時の違和感
  • シフトフィーリング低下

などの原因となります。

圧送交換によって古いATFを効率よく入れ替え、今後のミッション保護につなげます。

SSTにてオイルを排出

オイルパンとフィルターは一体になっていますのでオイルパンASSYでの交換になります。

新品のオイルパン

専用のアタッチメントを使用してトルコン太郎と接続します。

圧送前

 圧送後

 油温を下げてからテスターを使用して油量調整

オーバーフローにて余分なオイルを排出


メインバッテリー・サブバッテリー交換

点検時にバッテリーの劣化が確認されたため、

  • メインバッテリー
  • サブバッテリー

を交換しました。

近年のベンツは電子制御システムが多く搭載されているため、バッテリー管理が非常に重要です。

突然のバッテリー上がりや警告灯点灯を防ぐためにも、交換時期での対応がおすすめです。

メインバッテリー

交換後にリセット実施

サブバッテリー


クーラントブースター補充

冷却系統のコンディション維持を目的としてクーラントブースターを補充しました。

冷却系統は輸入車の重要なメンテナンスポイントの一つです。

定期的なケアによって、

  • 冷却性能維持
  • 防錆性能向上
  • 冷却系統保護

が期待できます。


エアコンガスクリーニングを実施

快適な車内環境を維持するため、エアコンガスクリーニングも実施しました。

専用機器を使用し、

  • ガス回収
  • 真空引き
  • ガス再生
  • 規定量充填

を行うことで、本来の冷却性能を回復させます。

これからの季節も快適にドライブを楽しめる状態になりました。


譲り受けたお車こそ予防整備がおすすめ

中古車や譲り受けたお車は整備履歴が不明な場合もあります。

そのため、

  • オイル類
  • バッテリー
  • 冷却系統
  • エアコン系統
  • 駆動系統

を一度リセットすることで、今後のトラブル予防につながります。

今回のオーナー様も「これから長く乗りたい」とのご希望から、しっかりと予防整備を行いました。


まとめ

今回のS213 オールテレインは、法定12か月点検とあわせて各種予防整備を実施しました。

エンジンオイル交換、ATF圧送交換、メイン・サブバッテリー交換、クーラントブースター補充、エアコンガスクリーニングを行い、今後も安心してお乗りいただける状態となりました。

輸入車は定期点検と予防整備を行うことで、故障リスクを減らしながら長く快適に乗り続けることができます。

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