2026年07月01日
メルセデス・ベンツ C205 Cクラスクーペにお乗りのお客様より、「エンジンチェックランプが点灯した」とのご相談をいただきました。
診断機による点検と車両チェックを行ったところ、原因はサーモスタットの故障であることが判明しました。
今回は、サーモスタット交換を実施しましたので、その作業内容をご紹介します。
エンジンチェックランプ点灯の原因はサーモスタット
サーモスタットは、エンジン冷却水の流れを制御し、適切な水温を維持する重要な部品です。
経年劣化により正常に作動しなくなると、
- エンジンチェックランプの点灯
- 水温異常
- 冷却性能の低下
- エンジン保護モードへの移行
などの症状が発生することがあります。
診断機で故障コードを確認し、サーモスタット不良と判断しました。
サーモスタット交換にはインタークーラーとインテークマニホールドの取り外しが必要
C205のサーモスタットはエンジン奥側に取り付けられているため、交換するには周辺部品の取り外しが必要になります。
今回の作業では、
- インタークーラー
- インテークマニホールド
を取り外し、サーモスタットへアクセスしました。
作業スペースが限られているため、周辺部品を傷つけないよう慎重に作業を進めます。


劣化したサーモスタットは取り外し時に破損
取り外したサーモスタットは、樹脂部分の劣化が進行しており、取り外す際に本体がボロボロと崩れてしまうほど劣化していました。
樹脂製のサーモスタットは長年の熱による影響で硬化・脆くなり、このような状態になることがあります。
ここまで劣化が進むと正常な温度制御ができず、エンジンチェックランプ点灯や冷却系トラブルの原因となります。
破損した破片が冷却経路内へ残らないよう、慎重に回収・清掃を行い、新品のサーモスタットへ交換しました。


劣化でパイプが残ってしまったので全て除去します

新品サーモスタッド

組み付け

インマニ等のガスケットも交換になります

交換後は冷却系統を点検
サーモスタット交換後は、
- 冷却水の補充・エア抜き
- 水漏れチェック
- 水温の安定確認
- 故障コードの消去
- 試運転
を実施し、正常に作動していることを確認しました。
エンジンチェックランプも消灯し、適正な水温で安定して走行できる状態になりました。
エンジンチェックランプが点灯したら早めの点検を
エンジンチェックランプは、車両からの重要な警告です。
そのまま走行を続けると症状が悪化し、冷却系統やエンジン本体へ大きなダメージを与える可能性もあります。
「チェックランプが点いたけれど普通に走れるから大丈夫」と自己判断せず、早めの診断をおすすめします。
C205のサーモスタット交換はGARAGENTへ
GARAGENTでは、メルセデス・ベンツをはじめとした輸入車の冷却系トラブルやエンジンチェックランプ診断を数多く行っています。
「エンジンチェックランプが点灯した」「冷却水関係の警告が表示された」「水温が気になる」といった症状がございましたら、お気軽にご相談ください。
専用診断機による点検から修理まで、一台一台丁寧に対応いたします。

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