BMWの修理をお願いするならどこが正解？気になるところを調べてみました！

BMWの修理を受け付けてくれるのはどんなところがあるの？

「外車は壊れやすい」「外車は修理するのが大変」……そんなイメージはありませんか？確かに一昔前は日本車と比べると故障する頻度が高かったようですが、近年では品質や性能が向上し、日本車でも外車でもそれほど大差なくなってきました。もちろん、BMWも例外ではありません。普通に乗っている分にはそれほど心配する必要はないかと思います。

ただ、やはりいざ故障したら大変なことになるのは間違いありません。部品を海外から取り寄せなければいけないので、時間や費用がかかります。また、修理できる工場も限られています。

BMWが故障した際に依頼する修理先には主に「ディーラー」と「整備工場」が挙げられます。それぞれ依頼するメリット・デメリットがありますので、しっかりと押さえた上で修理を依頼しましょう。

ディーラーの特徴

ディーラーの特徴まず修理先として思い浮かぶのは車を購入したディーラー（販売店）です。多くのディーラーには整備工場が併設されているので、車検や修理、メンテナンスを受けることができます。車が故障した際には担当の営業マンもしくは窓口に連絡すれば、見積もりを出してくれて、修理作業の予約や部品手配もしてくれます。

ディ―ラーにお願いするメリット

ディーラーに修理を依頼するメリットはやはり安心感です。メーカーとのつながりが強いので、他の整備工場で対応していない作業や取り寄せられない部品も、ディーラーであれば対応してくれる可能性があります。また、BMWのディーラーならBMWの車に特化しているので、的確に対処してくれます。

特にそのお店で購入した方は手厚いサポートが受けられるので、スケジュール通りにスムーズに対応してくれ、保証期間内であれば無償で修理に対応してくれるのもメリットです。

ディーラーにお願いするデメリット

ディーラーに依頼するデメリットとしては費用が高くなることです。社内規定に基づいて修理時に診断や点検を多項目に渡って細かく行うので、どうしても工賃がかさむ傾向があります。ディーラーの修理は「過剰」と批判する方も少なくありません。加えて特にBMWの場合は海外から純正の部品を取り寄せて修理を行うため、部品代も高額になってしまいます。ちょっとした部品でも驚くような金額が請求されるというケースも少なくありません。これが「外車＝壊れたら大変」と言われる所以です。

整備工場の特徴

整備工場の特徴 BMWの修理先としてもう一つ挙げられるのが、ディーラー以外の整備工場です。国産車に特化した整備工場もあれば、輸入車に特化した工場、BMWに特化した整備工場、どんな車でも整備できる工場など、さまざまな種類があります。また、個人経営や中小企業が運営しているいわゆる「町工場」や、大手チェーンで全国展開している工場など、運営形態もそれぞれの工場によって違います。連絡して修理に対応できるということであればこうした整備工場でも故障を直してもらえます。

整備工場にお願いするメリット

整備工場に修理を依頼する大きなメリットとしては費用が抑えられることが挙げられます。BMWをディーラーで修理するとなると純正品を海外から取り寄せなければいけないので、大きなコストがかかります。整備工場であればOEM品や中古品などを使って部品代を安く抑えることも可能です。また、ディーラーのように過剰な点検・整備を行わず、必要最低限の作業のみを依頼することができるので、工賃も抑えることができます。

整備工場にお願いするデメリット

デメリットとしてまず挙げられるのは修理に対応できない可能性があるということです。特にBMWのような輸入車の場合は対応していない工場も少なくありません。整備士の技術や知識にもバラツキがあり、仮に修理に対応できたとしても適切に対処できていなかったり、作業のクオリティが低かったりするというリスクも考えられます。

自分でも出来る？

ご自身で部品を購入して故障を修理するということもできないわけではありません。特に最近ではネットで部品交換や修理の手順を調べることもできます。しかし、基本的にはプロにお任せされるほうがおすすめです。車は命を預けるもの。間違った修理をして故障が直っていなかったり、別の箇所も故障してしまったりすると、思わぬ事故にもつながりかねません。

また、ご自身が直すことで車の資産価値が低下するリスクもあります。わかりやすいのが塗装です。ペイントやDIYキッドなどで小さいキズなどを補修した結果、車を売却するときに査定額が下がる可能性もあります。

大切な命を守るためには、安心して乗り続けて適正価格で売却や下取りをするためには、多少費用がかかってもプロにお任せください。