
東京都東久留米市よりご来店いただきましたメルセデス・ベンツ W212前期 Eクラスのご紹介です。M271エンジンでよくあるエンジンオイルと冷却水(クーラント)の漏れがあったため、エンジンオイルフィルターハウジングとクーラントパイプを交換させていただきました!
【実際の作業手順】メルセデス・ベンツ|W212前期|Eクラスのエンジンオイルフィルターハウジングとクーラントパイプの交換
まずはアンダーカバーを外します。

漏れていますね…。オイルフィルターハウジングとクーラントパイプを外すためには、エアクリーナーボックス・インテークマニホールド・エアポンプ・スターター・ECUユニット等を外さなければいけません。



諸々外していくとエンジンオイルフィルターハウジングが見えます。

これを外して交換していきます。


若干ブレてしまい申し訳ございません。この部分が熱くなったり冷めたりするので、歪みやパッキン劣化が起きやすく漏れが発生します。クーラントパイプも劣化していますね。

今回は冷却水も漏れていたので、エンジンオイルフィルターハウジングと同時にクーラントパイプの交換が必須でしたが、冷却水が漏れていない場合でも同時交換をおすすめしています。
エンジンオイル漏れを放置するメリット・デメリット
エンジンオイルとは、エンジン内部を潤滑・洗浄・冷却・防錆・密封する役割を担っているオイルです。運転時にはエンジン内部を循環しており、車のパフォーマンスを良い状態で維持するためには、エンジンオイルを定期的に交換する必要があります。
そんなエンジンオイルの漏れを放置してしまうと以下のようなトラブルが発生します。
- 車検に通らない
 - エンジンが焼き付く
 - 漏れたオイルに点火する可能性がある
 
エンジンオイルの漏れを放置してもメリットは1つもありません。少量の漏れでも気がついたらすぐに修理に出すようにしましょう。
冷却水(クーラント)の漏れを放置するメリット・デメリット
冷却水(クーラント)は、エンジンの温度を下げてくれる特殊な液体です。エンジンオイルと同じように運転時には循環し、エンジンの熱を吸収して温度を一定に保っています。
つまり、冷却水の漏れを放置してしまうとエンジンを冷却できなくなるため、オーバーヒートにつながります。最悪の場合には、エンジン交換となり修理の費用がかさんでしまうので、冷却水の漏れを見つけたらすぐに対処してください。漏れを放置しても良いことは1つもありません。
また、冷却水として水道水を入れることはおすすめできません。氷点下で凍ったり冷却水通路に錆が発生したりと、性能の低下やトラブルに発展してしまいます。もし水道水を利用する場合は、一時的な応急処置としておきましょう。
最後に
エンジンオイルと冷却水(クーラント)は、エンジンを保護する重要な役割を担っているので、漏れを放置してはいけません。今回の場合では、エンジンオイルフィルターハウジングとクーラントパイプが原因でしたが、その他の部分から漏れることもあります。見落としがないように定期的に点検しておきましょう。
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ご依頼いただきありがとうございました!
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